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零日攻撃
概要
台湾総統選挙後、前総統は政権移行期間に中国への挑発を繰り返し、中国共産党による軍事演習の拡大を誘発する。それにより台湾海峡情勢の緊張が高まったという想定による物語である。台湾内の動揺が激化する中、中国人民解放軍が上陸する「ゼロ・デイ」は、ついに最終段階を迎えた。野党が与党を上回るという劣勢を強いられた総統は、正式に宣戦布告をするか否かの選択を迫られる。人民解放軍はじりじりと迫り、米・日・韓の援軍は固唾をのんで待っている。台湾の人々は自らの命運をどのように決するのか?
ステータス
Ended
制作
Lo Ging-zim
放送局
PTS, LINE TV, MyVideo, Hami Video, CHT MOD
シーズン&エピソード

シーズン1
エピソード

戦争か平和か
台湾では総統選挙中に投票所の爆破事件が起こり、選挙結果に深い疑念が残った。選挙後の政権交代の5カ月にわたる政治の空白期間に、中国軍のY8偵察機が南シナ海を横断し台湾東部の太平洋に墜落する。中国側は救助の名目で海軍と空軍を大規模に派遣して台湾海域を包囲し、この時から中国軍が上陸する「ゼロ・デイ」へのカウントダウンが始まる。台湾内では戦争への懸念からデモや暴動が多発していった。新旧総統は政治の権力闘争の渦中に身を置きながら、反戦の波と国内に浸透していく中国の侵略に向き合い、開戦か権力の保持かの選択を迫られていく。

ショーザイ
二十歳の青年ショーザイは、金をもうけて人の上を行こうと常々考えていた。その結果、脅されてカンボジアに連れていかれ、詐欺をはたらくはめに。命からがら台湾に戻ったが、安い給料で使われて未来が見えない。妊娠中の恋人に安らぎのある家庭を与えようと思うものの、すべてが裏目に。政府への不満を募らせた彼は、財産や社会的な身分が再編成されるという幻想に惑わされ、スパイの地下組織に加わる。中国軍が上陸する直前、ショーザイは組織の命令でデモ行進を襲撃。目の前にいた妊婦を殴ろうとした時、彼は自分の未来を築こうとしているのか、それとも壊そうとしているのか、もはや分からなくなっていた。

放送中
中国との開戦が濃厚となる中、大混雑の台北空港に中国最大のチップ企業の社長の娘が降り立った。同行したアシスタントは友人のテレビキャスターを訪ね、戦争に関する重要な情報を放送したいと告げる。だが彼らの動向はテレビ局内に張り巡らされた中国の諜報の網に漏れてしまい、キャスターはメディアの危険な諜報戦に巻き込まれていく…。

心理操作
あるインフルエンサーは、動画の再生回数や“いいね”の数にこだわって、注目を集める話題作りに夢中になり、莫大な利益を得ていた。しかし、そのために中国共産党の浸透工作のわなに陥る。デマ合戦に巻き込まれ、さらにはネットを通じて愛した人さえも実在が疑われるAIロボットだと分かる。戦争が迫る中、インフルエンサーは、真偽不明の情報と恋愛にはまり込み、ついには自分の人生さえ虚実が分からなくなっていく。

密使
戦争が近づくにつれ、巷にフェイクニュースがあふれる中、中国から噂の講和の密使チェン・イーがひそかに台湾を訪れた。チェンがミサイル攻撃に影響するキーを持っていることを嗅ぎつけた国家安全局は彼を追うが、チェンは風俗接待所で予期せぬ死を遂げる。チェンの接待を請け負った沖縄出身の米雅は、自分に思いを寄せる刑事のバオルオに助けを求める。国家安全局もバオルオを利用しようとする。安全局は表面上はチェンを追っていたが、裏ではキーを手に入れて利益を得ようとしていたのだ。こうしてバオルオは台湾の国家危機に巻き込まれる。台湾の英雄を夢見たバオルオだったが、誰を信じたらいいか分からなくなってしまう。

紙銭
南投県の小さな山村は、戦争とは無関係のように見えた。人々は、台湾を統治するのが誰であっても大して変わりはなく、日々を無事に暮らせて、食べることができればいいと考えていた。そんな中、村に幽霊が出たという噂が広まる。失業して何年も前に村に戻っいてた商人は、母親についてしぶしぶ廟に参拝したところ、大勢の人の前で鄭成功に憑依される。さらにはその年の祭りの主宰者に定められ、村人を率いて大規模な法要を行って、台湾と中国の平和を祈願することになる。

豚と選挙
立法院の選挙が始まり、ベトナムバー経営の農業組合理事のビンは、村民の買収のため、投票してくれれば金持ちになれるという宗教詐欺を考え出す。選挙後に連番で買っていた宝くじの中から大金が当たり、ウソが本当になったことに驚くビン。やがて中国との戦争の足音が近くなり、ビンはベトナムの女性に結婚を申し込んで一緒にベトナムへ行こうとする。しかし、買収された村民はすべて豚に変えられ、結婚しようとしたベトナムの女性が魂を吸い取る悪魔だったことに気づく...。

反家族分裂
台湾人の会社会長とその妻。仲睦まじく見えるが、実は関係が冷え切っていた。戦争が迫る中、向かい合って座る2人は離婚するかどうかで対立する。妻は夫が自分を連れて中国に避難してくれることを望んでいた。しかし、妻には香港の雨傘運動支援の署名をした過去があり、それが夫を苦しめていた。夫は妻と離婚して息子と共に中国へ避難することを決心するが、その息子は台湾独立派であることが判明。進退窮まった夫は、息子を捨てて中国に戻るか、命をかけて台湾を守るかの選択を迫られる。

突破
中国軍の上陸が迫り、刑務所の内部も動揺が広がり始める。服役していた元議員は中国共産党や刑務所長と共謀し、重罪犯の脱獄計画を実行に移す。だが協力者であるはずの中国共産党の宣伝隊は途中で裏切り、自分たちは台湾の混乱を平定するための平和の使者だと言って脱獄犯たちを殲滅しようとする。追い詰められた彼らは包囲網を突破しようとするが…。

恐るべき作戦
「ゼロ・デイ」の砲声が響く。中国人民解放軍が台湾に上陸したとの噂が広まる中、ダーダン島との連絡が途絶える。中国軍の潜水工作員がダーダン島に上陸し、台湾軍の守備兵は1人また1人と行方不明になり、疑心暗鬼になっていた。国防部勤務の兄は、上司が中国軍のスパイであることに気付いた。前線にいる弟の無事を案じる兄は、そのスパイを暴露し、中国側の真の陰謀をつかもうとする。




