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終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—
概要
本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹が、遺品整理会社の仲間たちと共に、ときに孤独死した方の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく、心温まるヒューマンドラマ。
ステータス
Returning Series
制作
高橋美幸, 宝来忠昭, 三宅喜重
放送局
Fuji TV, Kansai TV
シーズン&エピソード
シーズン1
エピソード

第1話
妻を亡くした鳥飼樹(草彅剛)は、小1の息子を育てるシングルファーザー。遺品整理人として遺品に残された故人の思いを遺族に伝える仕事をしている。ある日、女性が孤独死した部屋の遺品整理をすることになった樹。幼い頃に捨てられたという故人の息子(吉村界人)は遺品はすべて処分してほしいと話すが、樹は故人の思いが詰まったあるものを見つける。同じ頃、絵本作家の御厨真琴(中村ゆり)は、夫の利人(要潤)と絵本の出版記念パーティーに出席していた。仲睦まじい夫婦に見える2人だが、利人は妻が姑から嫌味を言われても我関せず。愛のない結婚生活に真琴の心はすり減っていた。そんななか、余命宣告を受けた鮎川こはる(風吹ジュン)の依頼で、生前整理の見積もりのため自宅を訪ねた樹。そこへ事情を知らない娘の真琴が帰ってきて…。

第2話
『Heaven’s messenger』を訪れた真琴(中村ゆり)は、突然、目の前で涙を流し始めた樹(草彅剛)を不審に思い、母・こはる(風吹ジュン)が悪徳遺品整理業者に騙されているのではないかと疑いを抱く。しかし、こはるは樹に全幅の信頼を置いていて、樹が再び訪れる日、2人は一緒に昼食を食べることに。そこで樹は、妻に先立たれ、悲しみのどん底にいた過去の自分と、近い将来、母親を失って悲しみに暮れるであろう真琴の姿が重なってしまうと話す。一方、海斗(塩野瑛久)らは木村遼太(西垣匠)から、父親の遺品の中から700万円を見つけてほしいと依頼される。聞けば、バレエ留学する妹・里菜(山下愛織)のために父親が残したお金だという。一同は急ピッチで作業を進めるが、それを見守る里菜の態度は徐々に攻撃的になり…

第3話
ある朝、陸(永瀬矢紘)が腹痛を訴える。学校か病院か、どちらへ行くか自分で決めるよう樹(草彅剛)に促され、渋々登校することを選んだ陸を学校へ送り届けた樹は、いつになく小さな息子の背中に心配を募らせる。一方、生前整理を始めた母・こはる(風吹ジュン)への違和感が拭えない真琴(中村ゆり)からその真意を問いただされるも、こはるに口止めされているため本当のことを言えない樹。しかし、真琴が不安を感じていることを悟った樹は、こはるにもう一度2人で話し合うよう勧めるが…。そんななか、読み聞かせのため再び陸の通う小学校を訪れた真琴は、陸がいじめを受けている現場に出くわす。なぜ自分だけ嫌なことをされるのか分からないと涙を見せる陸に、真琴はあることをアドバイスする。しかしそれが、後に問題を引き起こすことに。

第4話
樹(草彅剛)の目の前でこはる(風吹ジュン)が倒れた。意識のないこはるから「俊さん…」と呼ばれて手を握られた樹は、真琴(中村ゆり)の父親であろうその人のことを、こはるが今も想っていることに気づく。知らせを受け駆け付けた利人(要潤)は、義母が末期のすい臓がんだとは知らず、面目をつぶされる形に。不機嫌な夫の背後で、真琴はおろおろするばかり。樹に挨拶をされた利人は、樹が遺品整理人だと知ると、どこか冷ややかな目線で形式上の挨拶だけ済ませ、早々に病室を後にする。一方、海斗(塩野瑛久)、ゆずは(八木莉可子)、碧(小澤竜心)の3人は、親の反対を押し切り、お笑い芸人を目指していた故人の部屋を訪ねる。父・稲葉博貴(六平直政)の息子を失った悲しみは怒りに昇華され、遺品整理チームに容赦なくぶつけられ…。

第5話
樹(草彅剛)は磯部(中村雅俊)から磯部の息子が亡くなった当時の話を聞く。磯部によると、部屋には自殺を裏づけるような遺品は何一つなく、何者かによって持ち去られた形跡があったという。文哉が勤めていた御厨ホームズが死の真相を隠蔽しようとしたのか—。一方、こはる(風吹ジュン)の生前整理が進む中、真琴(中村ゆり)はこはるに、自分の父にもう一度会わなくていいのかと尋ねる。すると、こはるはひどく怒り、口論に。その後、天袋から美しい文箱が見つかる。そこには真琴の父親にまつわる品が入っていた。それをきっかけに、樹と真琴は「まだ見ぬ父」の足跡をたどる旅に出る。同じ頃、ゆずは(八木莉可子)のもとには再び母・真理奈(雛形あきこ)が金の無心に来ていた。その会話を物陰で聞いていた海斗(塩野瑛久)が…。

第6話
鳴り続ける真琴(中村ゆり)のスマホに意を決して出た樹(草彅剛)は、利人(要潤)に状況を説明して謝罪。不快感を露わにする利人から、真琴の熱が下がったらすぐに帰すよう言われる。翌朝、熱が下がった真琴は樹から東京に帰ろうと諭されるが、せっかく伊豆まで来たのだからと、文箱を作った工房へと急ぐ。道すがら、樹から利人に外泊の理由を説明したことを聞くと、真琴はなぜか怒り心頭。そこには、ある理由があって…。文箱を作った先代の息子・竹澤(飯田基祐)は、こはる(風吹ジュン)と真琴の父のことを覚えていた。竹澤によると、“夫婦”は仲睦まじく暮らしていたが、思いもよらない出来事が起き、離れ離れに。その話を聞いた樹と真琴は絶句する東京では、碧(小澤竜心)の元に昔の仲間から一通のメールが届いて…。

第7話
碧(小澤竜心)が病院に運ばれた。駆けつけた磯部(中村雅俊)と樹(草彅剛)は、碧が磯部の裁判費用を工面しようとして闇バイトに巻き込まれたことを知る。保護観察中の碧は、磯部や会社に迷惑はかけられないと退職を申し出るが、磯部は声を荒らげて怒り、樹はある思いを口にする。一方、御厨家では真琴(中村ゆり)がある決意を胸に利人(要潤)と向き合おうとしていた。そんななか、樹と真琴はこはる(風吹ジュン)の誕生日会を開催。こはると陸(永瀬矢紘)が、まるでおばあちゃんと孫のように楽しそうにはしゃぐ姿を見ながら、樹と真琴はほほ笑み合う。数日後、樹たちの元に依頼が舞い込む。故人様は、自ら命を絶った『御厨ホームズ』の若きチームリーダー。磯部は息子の死から10年たった今なお悲劇が続いていることに絶句する。

第8話
こはる(風吹ジュン)の散骨から数日後、樹(草彅剛)と真琴(中村ゆり)は、散骨した下田の海でただ寄り添うようにして過ごした時間をそれぞれ思い出していた。一方、秘書からの報告で、海岸で樹が真琴の肩を抱いている写真を見た利人(要潤)は…。そんななか、磯部(中村雅俊)は御厨ホームズと戦うことを決意。樹は波多野(古川雄大)から集団訴訟に必要な証拠の話を聞く中で、磯部の息子の恋人の存在を気にかける。樹は、御厨ホームズの被害者、小林太陽(末廣拓也)の遺品から1枚の売買契約書を発見し、そこに書かれた住所を頼りにある場所へと向かう。同じ頃、太陽の自死を受け入れられない弟の陽翔(山時聡真)は、自ら死を選んだ兄の気持ちを知りたい一心で、遺品の中に見当たらなかった太陽のスマホとパソコンを探し求める。

第9話
離婚しないと決めた真琴(中村ゆり)から突然別れを告げられた樹(草彅剛)。翌朝、どうすることもできない無力さと切なさを抱えたまま出社すると、海斗(塩野瑛久)から別の遺品整理会社から新店舗の責任者に誘われているとの嬉しい報告が。さらに波多野(古川雄大)から、磯部(中村雅俊)の息子の元恋人が接触してきたと報告を受ける。しかも彼女は遺品のパソコンを保管していて、過重労働の証拠を見つけるため復元を試みているという。一方、御厨家を出た真琴は、新作の絵本を完成させるべく、いつもの公園に向かっていた。するとそこに、陸(永瀬矢紘)の姿が。聞けば、学校をサボって真琴に会いにきたという。同じ頃、樹は清香(長井短)からあるWEB動画を見せられていた。そこには顔こそ見えないものの陸だとわかる男の子の姿が…。

第10話
真琴(中村ゆり)への気持ちに嘘がつけなくなった樹(草彅剛)は、真琴に思いを伝え、ついに二人の心は通じ合う。御厨ホールディングスでは彩芽(月城かなと)が後継者に指名されるが、彩芽の胸中は複雑だった—。利人(要潤)は社長の座を妹に奪われ、悔しさを滲ませる。そんななか、樹と陸(永瀬矢紘)は公園でピクニックをすることに。陸の頼みで真琴も誘い、3人は家族のように幸せなひと時を過ごす。その様子を見ていた利人が陸に近づき…。同じ頃、ゆずは(八木莉可子)は海斗(塩野瑛久)の転職先が御厨ホールディングスの子会社だと知り、愕然とする。剛太郎(村上弘明)に心酔する海斗は、ゆずはの忠告にも耳を貸さない。憤るゆずはに樹はあることを進言する。さらに、樹を中心とした集団訴訟チームは、最終決戦に向けて動き出す!

第11話
彩芽(月城かなと)のリークによって関係が表沙汰になってしまった樹(草彅剛)と真琴(中村ゆり)。それぞれが集団訴訟の原告側と被告側の人間とあって、マスコミは二人の関係を騒ぎ立てる。騒動のせいで陸(永瀬矢紘)は学校へ行けなくなり、『Heaven’s messenger』にも次々とキャンセルの電話が。さらに、裁判で証言するはずだった壮太(矢野聖人)が、証言はできないと言い出し…。一方、真琴も新作絵本が頓挫してしまい、しばらく下田の家に避難することに。樹も陸と一緒に来ないかと誘われるが…。遺品整理人としてさまざまな家族に寄り添ってきた樹。真琴と出会い、ささやかな幸せを感じるようになった矢先に、長年にわたって死者の尊厳を踏みにじってきた巨大企業と対峙することに。切なくも温かな大人の恋の行方は―。
主要キャスト

草彅剛
Itsuki Torigai

中村ゆり
Makoto Mikuriya

八木莉可子
Yuzuha Kume

塩野瑛久
Kaito Yahagi

長井短
Kiyoka Kanbe

小澤竜心
Ao Takahashi

石山順征
Taiga Sotoyama

永瀬矢紘
Riku Torigai

要潤
Rihito Mikuriya

国仲涼子
Shizune Moriyama

古川雄大
Yusuke Hatano

月城かなと
Ayame Mikuriya




