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ちりとてちん
概要
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ステータス
Ended
放送局
NHK
シーズン&エピソード

シーズン1
エピソード

連続テレビ小説 ちりとてちん(1)<新> 「笑う門には福井来る」
1982年夏。9歳の和田喜代美(桑島真里乃)は、父・正典(松重豊)の実家がある福井県小浜市に母・糸子(和久井映見)と共に引っ越してくる。正典が若狭塗箸(ぬりばし)職人の祖父・正太郎(米倉斉加年)といさかいを起こして以来、10年ぶりの里帰り。小浜に着いた一家は元芸者の祖母・小梅(江波杏子)、叔父・小次郎(京本政樹)と喜びの再会を果たす。だが正太郎は「後を継ぎたい」と頭を下げる正典を認めようとしない。

連続テレビ小説 ちりとてちん(2) 「笑う門には福井来る」
小浜に越してきた喜代美(桑島真里乃)は、転校先の小学校で同姓同名の同級生・和田清海(佐藤初)と出会う。学校一頭がよく、きれいで人気者の清海に対して、地味な喜代美は、なにかと脇役扱いされるようになる。一方、和田家では、いまだに正太郎(米倉斉加年)と正典(松重豊)が和解できずにいた。ある日、正太郎の工房から流れてくる不思議な声にひかれて、喜代美はつい、正太郎の工房に入り込んでしまう…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(3) 「笑う門には福井来る」
正太郎(米倉斉加年)の工房のラジカセから流れていた落語に、思わず笑ってしまう喜代美(桑島真里乃)。落語に夢中になり、正太郎ともうちとけてすっかり仲良くなるが、学校では相変わらず人気者の清海(佐藤初)のかげで縮こまってしまう。なんとかクラスの人気者になりたい喜代美は、勝山への遠足で糸子(和久井映見)に特製豪華弁当を頼むのだが…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(4) 「笑う門には福井来る」
正典(松重豊)と正太郎(米倉斉加年)が正面から衝突し、正典は正太郎に「和田の塗箸(ぬりばし)は、わしの代でおしまいや」と言われる。喜代美(桑島真里乃)は2人を仲直りさせたい一心で、和解のための宴(うたげ)を用意しようとするが、台所をめちゃくちゃにしてしまう。その姿を見た正典は意を決して初めて自分から頭を下げるが、正太郎は許そうとしない。そんなある日、喜代美は清海の父・和田秀臣(川平慈英)と出会う。

連続テレビ小説 ちりとてちん(5) 「笑う門には福井来る」
工房で倒れた正太郎(米倉斉加年)に、もはや回復の見込みはなかった。喜代美(桑島真里乃)は必死になって祖父のラジカセを病室に持ちこみ、病床の正太郎に落語を聴かせる。陽気な落語の声に、糸子(和久井映見)も正典(松重豊)も不謹慎とは思いつつも、笑いをこらえきれない。皆の笑い声に意識を取り戻した正太郎は「一回きりの人生。ぎょうさん笑ろた方がええ」と喜代美に伝える。

連続テレビ小説 ちりとてちん(6) 「笑う門には福井来る」
正太郎(米倉斉加年)の死から立ち直れない喜代美(桑島真里乃)は、祖父の工房で泣きながら日々を過ごしていた。正典(松重豊)は一度は塗箸(ぬりばし)職人の道をあきらめようとするが、正太郎の本当の思いを知り、秀臣(川平慈英)の塗箸製作所で箸作りの仕事に就くことになる。家族それぞれが正太郎を思うなか、喜代美は突然、糸子(和久井映見)に「祖父から聞いた梅丈岳で、かわらけ投げをしたい」と言いだす。

連続テレビ小説 ちりとてちん(7) 「身から出た鯖(さば)」
高校3年生になった喜代美(貫地谷しほり)は、才色兼備の同級生・清海(佐藤めぐみ)の影で相変わらず脇役人生を送っていた。正典(松重豊)は秀臣(川平慈英)の元で修行を終え、若狭塗箸(ぬりばし)職人として独立。糸子(和久井映見)は塗箸店の開店準備に余念がない。一方、喜代美のクラスは、学園祭で三味線ライブをやることに。小梅(江波杏子)に三味線を教わった喜代美は、思わず手をあげようとするのだが…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(8) 「身から出た鯖(さば)」
「学園祭で三味線ライブをやる!」と決意した喜代美(貫地谷しほり)。いっしょに出演することになった清海(佐藤めぐみ)とともに小梅(江波杏子)のもとでの練習が始まり、三味線の心得がある喜代美は、初めて清海に優越感を覚える。ある日、喜代美は店の前で美人フリーライターの奈津子(原沙知絵)と出会う。奈津子は雑誌の取材で喜代美の店を訪ねてきたという。良いことづくしでついバラ色の人生を夢見る喜代美だったが…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(9) 「身から出た鯖(さば)」
いつのまにか清海(佐藤めぐみ)と三味線の腕が逆転してしまった喜代美(貫地谷しほり)。順子(宮嶋麻衣)などほかの生徒も参加するなか、喜代美だけが練習についていけなくなってしまう。一方、ようやく開店した正典(松重豊)の塗箸(ぬりばし)店も閑古鳥が鳴く日々。観光協会の竹谷(渡辺正行)が仲介した奈津子(原沙知絵)の雑誌取材に喜ぶ一同だが、竹谷と仲の悪い小次郎(京本政樹)が、なにやら怪しい動きを始める…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(10) 「身から出た鯖(さば)」
奈津子(原沙知絵)の雑誌取材は、糸子(和久井映見)の郷土料理が好評で順調に運ぶ。ところが、竹谷(渡辺正行)に仕返ししようとした小次郎(京本政樹)のたくらみがもとで、最後の最後で取材は大混乱に…。一方、三味線の皮を破いてしまった喜代美(貫地谷しほり)は、結局学園祭で演奏することを断念してしまう。しかし、落ち込む喜代美に学校で思わぬ相談が持ちかけられる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(11) 「身から出た鯖(さば)」
喜代美(貫地谷しほり)は自分が出演するはずだった三味線ライブの照明係を頼まれて、思わず引き受けてしまう。学園祭当日、一生懸命舞台の清海(佐藤めぐみ)に光を当てる喜代美だが、後悔ばかりが残ってしまった。高校生活も残りわずか。順子(宮嶋麻衣)に「あんたの人生の主役はあんたや」と言われ、奈津子(原沙知絵)からも励まされた喜代美は、しだいにある決意を固めていく…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(12) 「身から出た鯖(さば)」
卒業式の夜。卒業を家族で祝う喜代美(貫地谷しほり)の前に、友春(友井雄亮)が現れ、突然のプロポーズをする。混乱に陥る家族の前で、喜代美は勢い余って「この町を出て、大阪へ行く」と宣言。さらに、反対する糸子(和久井映見)に向かって「お母ちゃんみたいになりたくないの」と言ってしまう。翌日、わずかな荷物をまとめた喜代美は、正典(松重豊)に別れを告げて家を出る。そのころ糸子は、一計を案じていた…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(13) 「エビチリも積もれば山となる」
“脇役人生”の自分を変えるべく、大阪へ旅立った喜代美(貫地谷しほり)。しかし、頼りにしていたフリーライターの奈津子(原沙知絵)には会えず、しかたなく大阪に出ていた同級生の清海(佐藤めぐみ)のもとに転がり込む。大都会・大阪で再会した清海は、どこか心細い雰囲気で、喜代美は新鮮な印象を受ける。いっしょに暮らすうちに、初めて清海との友情をはぐくむかに見えた喜代美だったが…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(14) 「エビチリも積もれば山となる」
清海(佐藤めぐみ)と仲たがいをしてしまった喜代美(貫地谷しほり)は、清海のもとを飛び出してしまう。あてどなく大阪の町をさまよううちに、喜代美の耳に亡くなった祖父との思い出の落語の声が聞こえてきた。思わず声の方へ向かった喜代美の前に現れたのは、祖父のような温かさをただよわせる男(渡瀬恒彦)だった。なにか事情があるらしいこの老人の家で、喜代美はさらに、チンピラ風の男(青木崇高)に出くわす。

連続テレビ小説 ちりとてちん(15) 「エビチリも積もれば山となる」
喜代美(貫地谷しほり)が出会ったのは、元落語家の徒然亭草若(渡瀬恒彦)と、その弟子・徒然亭草々(青木崇高)だった。師匠はわけあって落語家を廃業しているらしく、2人は食事をする金もない有様。そんなえたいの知れない2人とはかかわりたくない喜代美だったが、その場で熱をだして寝込んでしまう。一方、小浜では、糸子(和久井映見)らが行方のわからなくなった喜代美の身を案じていた。

連続テレビ小説 ちりとてちん(16) 「エビチリも積もれば山となる」
草若(渡瀬恒彦)のもとで、熱のために意識を失ってしまった喜代美(貫地谷しほり)。台所でおかゆを作ろうとする草々(青木崇高)の悪戦苦闘する音で目が覚める。空腹の3人は向かいの居酒屋に出前を頼むが、居酒屋の主人・熊五郎(木村祐一)は、「今までのツケを払え!」と必死にすごむ。騒動に巻き込まれて困惑する喜代美だが、草若はなにやら一計を練りはじめる。一方、娘の身を案じる糸子(和久井映見)が、大阪に現れる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(17) 「エビチリも積もれば山となる」
喜代美(貫地谷しほり)の前に現れたのは、必死に娘を探す糸子(和久井映見)だった。相変わらずなんの展望もない喜代美を見て、糸子は喜代美を小浜に連れて帰ろうとする。そこで母親を傷つける言葉を投げつけてしまった喜代美の前に、見るからに貧相な男(徳井優)が現れる。男は借金取りがよこした大阪一の取り立て屋、通称「あわれの田中」だった。田中のあまりのあわれさになすすべもない一同だが、喜代美は思わぬ反撃にでる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(18) 「エビチリも積もれば山となる」
大阪に出てきても、なにも変わらない自分の惨めさに、喜代美(貫地谷しほり)は小浜に帰ろうと決意する。しかし、そんな喜代美に突然草々(青木崇高)が「ここでいっしょに暮らしてくれ」と頼んできた。聞けば「この3年、死んだようだった師匠・草若(渡瀬恒彦)が、喜代美といると生き生きとした顔を見せる」という。なんとか小浜に帰ろうとする喜代美に向かって、今度は糸子(和久井映見)が、大阪に残るように告げる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(19) 「小さな鯉のメロディ」
落語家・草若(渡瀬恒彦)とその弟子・草々(青木崇高)と、ともに住むことになった喜代美(貫地谷しほり)。仕事もフリーライターの奈津子(原沙知絵)のもとでアルバイトとして働くことが決まった。すると、喜代美が草若家に間借りしていることを知った奈津子が「徒然亭小草若という人気落語家を取材したいので、紹介してもらえないか?」と頼んできた。はりきる喜代美は、その夜、成金風の趣味の悪い男(茂山宗彦)と出くわす。

連続テレビ小説 ちりとてちん(20) 「小さな鯉のメロディ」
草若(渡瀬恒彦)と小草若(茂山宗彦)親子の複雑な確執を感じた喜代美(貫地谷しほり)。奈津子(原沙知絵)の興味はすでに小草若になく、かつて若手実力派落語家としてスポットを浴びていた草々(青木崇高)の取材許可を喜代美に頼む。草々のかつての姿を知って驚く喜代美だが、草々は今では高座に上がるどころか、若手落語家の手伝いでようやく生計を立てているという。いぶかしく思う喜代美に、小草若が衝撃の事実を明かす…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(21) 「小さな鯉のメロディ」
3年前のある事件以来、大阪一の芸能プロににらまれた草若(渡瀬恒彦)は高座に上がれなくなってしまった。さらに喜代美(貫地谷しほり)は、草々(青木崇高)が落語「辻占茶屋」に激しく動揺しているのを目にする。落語通の磯七(松尾貴史)が高座の仕事を持ってきてくれたのに、草々は断ってしまう。実は草々も3年前の事件の際に「辻占茶屋」を高座で演じようとして大失敗し、それ以来高座に上がるのが怖くなってしまったのだ。

連続テレビ小説 ちりとてちん(22) 「小さな鯉のメロディ」
磯七(松尾貴史)が持ってきた仕事に「辻占茶屋」で高座に上がるように訴える喜代美(貫地谷しほり)。しかし草々(青木崇高)は、「辻占茶屋には三味線を弾く下座(げざ)が必要だから無理だ」と言って、相手にしない。改めて「辻占茶屋」と下座について勉強した喜代美は、自分の腕を忘れ、思わず「三味線は自分が弾きます」と申し出る。草々は断ろうとするが、それを聞いていた草若(渡瀬恒彦)が、喜代美に思わぬ反応を見せる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(23) 「小さな鯉のメロディ」
喜代美(貫地谷しほり)は草々(青木崇高)のために、三味線で「辻占茶屋」の下座(げざ)をつとめることになった。今までの自分から変わるべく、必死になって三味線のけいこに励む喜代美だが、現実は厳しく、なかなか上達しない…。草若(渡瀬恒彦)に「草々は下座がついているだけでも安心なはずだ」と励まされて臨んだ、落語会当日。極度の緊張で喜代美はとんでもないミスをしてしまう!

連続テレビ小説 ちりとてちん(24) 「小さな鯉のメロディ」
喜代美(貫地谷しほり)が無意識のうちに三味線で演奏したのは、かつて高校時代に挫折した曲「ふるさと」だった。喜代美の歌う「ふるさと」の歌詞にあわせて、草々(青木崇高)は必死に落語を続け、かえって客の磯七(松尾貴史)たちの笑いをつかむことに成功する。終了後、草々にどなられることを覚悟する喜代美だが、草々は喜代美をほめたたえ、礼を言う。喜代美のなかで、今までと異なる草々への思いが生まれはじめていた…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(25) 「兄弟もと暗し」
落語家・草々(青木崇高)への恋心を自覚した喜代美(貫地谷しほり)。しかし肝心なときに、またも清海(佐藤めぐみ)が現れてしまう。なぜか恐竜の化石の話で清海と盛り上がる草々の姿に、喜代美は不安を隠しきれない。しかも草若(渡瀬恒彦)に「草々にとって女の子は、かよわい、守ってやらなければならない存在だ」と言われ、暗たんたる思いになる。そして、喜代美の嫌な予感は的中し、草々は清海とますます親しくなっていく。

連続テレビ小説 ちりとてちん(26) 「兄弟もと暗し」
喜代美(貫地谷しほり)の嫌な予感は的中し、草々(青木崇高)は急速に清海(佐藤めぐみ)にひかれていく。あっという間に失恋してしまった喜代美…。しかも追い打ちをかけるように草々から「清海が自分のことをどう思っているのか、探ってほしい」と頼まれてしまう。喜代美が複雑な思いを抱えて清海のマンションを訪ねると、清海から思わぬ相談を持ちかけかれられる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(27) 「兄弟もと暗し」
草々(青木崇高)の清海(佐藤めぐみ)への恋心は片思いに終わった。失恋した草々の姿を見るに忍びない喜代美(貫地谷しほり)は、祖父の命日に導かれるように、半年ぶりに小浜に里帰りする。家出同然に家を出た経緯から、不安を抱えてたどり着いた喜代美だが、糸子(和久井映見)や正典(松重豊)たち家族は、予想もしなかった反応を喜代美に見せる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(28) 「兄弟もと暗し」
正典(松重豊)の塗りばしは、一時のブームが終わり、まったく売れなくなっていた。暗い雰囲気の家族をなんとか励ましたいと思う喜代美(貫地谷しほり)は、偶然出会った福井県出身のスター・五木ひろし(五木ひろし)を皆に会わせようとするが、うまくいかない。そんななか、喜代美を追いかけてきた徒然亭小草若(茂山宗彦)が小浜に現れる。人気お笑い芸人の登場に色めき立つ街の人々の姿をみて、喜代美はある計画を思いつく。

連続テレビ小説 ちりとてちん(29) 「兄弟もと暗し」
家族を励まそうと小草若(茂山宗彦)に落語を頼んだ喜代美(貫地谷しほり)だが、小草若の落語は独りよがりの芸で、無残な結果に終わる。おまけに喜代美と小草若の仲を勝手に誤解した友春(友井雄亮)が、秀臣(川平慈英)を連れて和田家を訪れ、喜代美に結婚を申し込む始末。正典(松重豊)たちを励ますどころか、かえって騒動を大きくしてしまったと落ち込む喜代美。そんな喜代美の前に、大阪から思わぬ人物が現れる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(30) 「兄弟もと暗し」
正太郎(米倉斉加年)の命日。はし工房で草々(青木崇高)が披露した落語は、とげとげしかった家族の雰囲気を久しぶりに和らげ、正典(松重豊)と小次郎(京本政樹)も和解することができた。あらためて草々への思いを感じる喜代美(貫地谷しほり)。折りしも正平(橋本淳)が、喜代美が聞き続けていた正太郎の落語テープの修理に成功。ところが、10年の時を経て再生されたテープの声に、草々が激しく動揺する。

連続テレビ小説 ちりとてちん(31) 「蛙(かえる)の子は帰る」
福井の小浜から再び大阪に戻った喜代美(貫地谷しほり)。草々(青木崇高)は、もう一度草若(渡瀬恒彦)に落語に取り組んでもらおうとするのだが、草若は一切とりあわない。喜代美はそんな草々のために落語会を開くことを思い立ち、落語通の磯七(松尾貴史)に相談に行く。だが磯七は、「落語会を1人で開くのは無理だ」といい、かつて4人の弟子がいたころの徒然亭一門の話をはじめる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(32) 「蛙(かえる)の子は帰る」
喜代美(貫地谷しほり)は草々(青木崇高)のため、ちりぢりになった草若(渡瀬恒彦)の弟子たちを集めて落語会を開く決心をする。手始めに小草若(茂山宗彦)に頼むが、話の途中で草々と小草若がけんかをはじめてしまう。「余計なことをするな!」という草々に、喜代美は祖父の塗りばしを継いだ父・正典(松重豊)の話をし、伝統を受け継いでいくことの大切さを訴える。そして2人は、元一番弟子の草原(桂吉弥)のもとへ向かう。

連続テレビ小説 ちりとてちん(33) 「蛙(かえる)の子は帰る」
草原(桂吉弥)に一門への復帰を断られた喜代美(貫地谷しほり)と草々(青木崇高)は、次に元四番弟子の四草(加藤虎ノ介)のもとへと向かう。四草は中国料理店で働いていて、喜代美たちの頼みを「落語にはもう興味などない」と鼻であしらう。結局元弟子は誰一人戻らず、落ち込む喜代美と草々。さらに酔った草若(渡瀬恒彦)が、追い打ちをかけるように草々を突き放す。翌朝、喜代美は草々の置き手紙を見つける。

連続テレビ小説 ちりとてちん(34) 「蛙(かえる)の子は帰る」
草若(渡瀬恒彦)の家を出た草々(青木崇高)は、草原(桂吉弥)の家に身を寄せていた。草々は落語の「崇徳院」を教わろうとするが、草原は「自分に落語を思い出させないでくれ」と、けいこを断る。一方、草々の身を心配する喜代美(貫地谷しほり)に、熊五郎(木村祐一)たち周囲は「このまま探さない方が草々のためだ」という。草若も草々を心配する様子はない。ある日、喜代美はハンドミキサーの修理のため、草原の店に向かう。

連続テレビ小説 ちりとてちん(35) 「蛙(かえる)の子は帰る」
喜代美(貫地谷しほり)は、四草(加藤虎ノ介)の働く中国料理店でようやく草々(青木崇高)と再会する。あくまでも草若(渡瀬恒彦)の落語にこだわる草々に、喜代美は「よそで落語をやったらどうか」と進言するが、相手にしてもらえない。喜代美は草々を助けたい一心で、再び草原(桂吉弥)を訪ね、「草若のもとに戻ってもらえないか」と頼む。一方草々は、天狗座の高座でかつてのライバルの成長を目の当たりにして、動揺する。

連続テレビ小説 ちりとてちん(36) 「蛙(かえる)の子は帰る」
喜代美(貫地谷しほり)の前で、ついに草原(桂吉弥)が落語に戻る決意をする。それに四草(加藤虎ノ介)も続き、草々(青木崇高)をあわせた草若(渡瀬恒彦)の弟子3人が、3年ぶりに顔をそろえた。亡くなったおかみさんの墓前で、改めて落語を続けることを誓った3人は、草若師匠のもとへと向かう。しかし、草若家を目前にして、喜代美たち4人に思わぬ展開が待ち受けていた…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(37) 「意地の上にも三年」
元一番弟子の草原(桂吉弥)と四番弟子の四草(加藤虎之介)が、徒然亭一門に帰ってきた。喜ぶ喜代美(貫地谷しほり)と草々(青木崇高)だが、肝心の草若(渡瀬恒彦)は「俺はもう落語家やない、落語をやりたいならよそへ行け」とそっけない。落語会を開くことを目標とする草々たちを見て、喜代美もなにか手伝おうとするが、役に立つすべがない。そんなとき、居酒屋「寝床」で熊五郎(木村祐一)が趣味のフォーク・ライブを開く。

連続テレビ小説 ちりとてちん(38) 「意地の上にも三年」
熊五郎(木村祐一)が店で開いたライブにヒントを得て、喜代美(貫地谷しほり)は草々(青木崇高)たちに、居酒屋「寝床」で落語会を開くことを提案する。四草(加藤虎ノ介)の算段で熊五郎からステージを借りることにも成功し、落語会の日時は12月14日と決まった。物置と化していたけいこ部屋を片づけ、頭を寄せ合って落語会の打ち合わせをする面々。喜代美も一つだけ、皆の役に立てることを思いつく。

連続テレビ小説 ちりとてちん(39) 「意地の上にも三年」
喜代美(貫地谷しほり)は草々(青木崇高)たちの落語会で手打ちそばをふるまうことにする。ところが、突然熊五郎(木村祐一)が「店を貸せない」と言いだす。落語会を妨害しようとした小草若(茂山宗彦)の仕業だった。小草若はかつて母親の志保(藤吉久美子)が病床についたとき、草若が一門会をすっぽかして別の女のもとに通ったことに深く傷ついていた。草若は毒づく小草若に向かい「おれは二度と高座には戻らん」と告げる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(40) 「意地の上にも三年」
落語会の準備を進める喜代美(貫地谷しほり)のもとに、小浜から突然、正典(松重豊)たち家族がやってきた。早速、喜代美は糸子(和久井映見)からそば打ちを教わり、草原(桂吉弥)も小梅(江波杏子)から三味線を教わる。にぎやかな一同の登場で、草若(渡瀬恒彦)と草々(青木崇高)ら弟子たちの距離も縮まる。小草若(茂山宗彦)の様子が気になる喜代美は、草々に亡くなったおかみさん(藤吉久美子)のことを尋ねる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(41) 「意地の上にも三年」
草々(青木崇高)たちの落語会が、いよいよ近づいてきた。不参加を決め込んでいた小草若(茂山宗彦)だが、菊江(キムラ緑子)から、かつて草若(渡瀬恒彦)が一門会をすっぽかした本当の理由を聞いてしまう。一方、喜代美は糸子(和久井映見)からそば打ちを教わるが、相変わらずの不器用でなかなか上達しない。母・志保(藤吉久美子)の墓前で苦悩する小草若は、ある決意をする。

連続テレビ小説 ちりとてちん(42) 「意地の上にも三年」
落語会当日。喜代美(貫地谷しほり)は糸子(和久井映見)に助けてもらいながらも、なんとかそばを仕上げた。草若(渡瀬恒彦)はあくまで弟子たちの高座に無関心を装うが、「師匠が聴かないで誰が聴くのか」と糸子に連れ出される。和田家の面々をはじめ、客席には知り合いが皆集った。草原(桂吉弥)と四草(加藤虎之介)がお囃子を務め、喜代美がお茶子にふんし、ついに一番手の草々(青木崇高)が高座に上がる!

連続テレビ小説 ちりとてちん(43) 「袖振り合うも師匠の縁」
居酒屋「寝床」での徒然亭一門会は、草若(渡瀬恒彦)が3年ぶりに高座に上がり、大盛況のうちに終わる。その夜の打ち上げで草々(青木崇高)たちは、万感の思いで草若から酒をついでもらう。喜代美(貫地谷しほり)も今までにない感動で、なかなか眠れない。翌日、草若は天狗芸能会長の鞍馬(竜雷太)のもとを訪れ、改めて高座に復帰することを告げる。一方、喜代美は草々に「もう好きなところに住んでいい」といわれて動揺する。

連続テレビ小説 ちりとてちん(44) 「袖振り合うも師匠の縁」
福井に帰る家族を見送る場で、突然「落語家になる!」と宣言した喜代美(貫地谷しほり)。正典(松重豊)は激怒してそのまま喜代美を連れ帰ろうとするのだが、糸子(和久井映見)は喜代美に「お母ちゃんと勝負して、あんたが勝ったら好きにしてええ」と告げる。そして家族は小浜へ帰り、糸子は一人、大阪に残った。草若(渡瀬恒彦)たちが見守るなか、糸子が提案した勝負とは…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(45) 「袖振り合うも師匠の縁」
糸子(和久井映見)との勝負に勝ち、喜代美(貫地谷しほり)は草若(渡瀬恒彦)に弟子入りを願い出る。しかし、肝心の草若には「あなたを弟子にとるわけにはまいりません」とあっさりと断られてしまう。喜代美はつい弱気になり、草々(青木崇高)たちが弟子入りを許されたときの話を居酒屋「寝床」で聞くが、居合わせた磯七(松尾貴史)たちにも弟子入りを考え直すように言われてしまう…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(46) 「袖振り合うも師匠の縁」
清海(佐藤めぐみ)がテレビで活躍する姿を見て、「落語家への夢をあきらめるわけにはいかない」と思い直した喜代美(貫地谷しほり)。改めて草若(渡瀬恒彦)に弟子入りを志願するのだが、やはり草若は受けつけてくれない。草々(青木崇高)からも、「3年もの間落語から離れていた師匠が、新しく弟子をとって育てることは難しい」と言われてしまう。なんとかして弟子入りしたい喜代美は、一人で落語の勉強を始めるのだが…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(47) 「袖振り合うも師匠の縁」
独学で落語のけいこを始めた喜代美(貫地谷しほり)だが、連日の無理がたたって風邪をひいてしまう。喜代美は熱でもうろうとした意識のまま、亡き正太郎(米倉斉加年)との思い出の落語のテープを聴きつづけるが、ついに倒れてしまう。そこに突然、福井から正典(松重豊)が現れる。寝込んだ喜代美の看病をしつつ、正典は草若(渡瀬恒彦)に思いがけないことを頼む。

連続テレビ小説 ちりとてちん(48) 「袖振り合うも師匠の縁」
カゼで倒れた喜代美(貫地谷しほり)は、正典(松重豊)の看病を受けつつ、一昼夜眠り続けた。正典はその間に、喜代美の弟子入りを草若(渡瀬恒彦)に頼みこむ。それは亡き正太郎(米倉斉加年)が、喜代美に託した思いでもあった。正典は草々(青木崇高)たち徒然亭一門に、自分の作った塗りばしを残して去る。そして、熱が下がった喜代美が意識を取り戻すと、草若が突然、喜代美の目の前で落語をはじめる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(49) 「ここはどこ?私はだめ?」
晴れて草若(渡瀬恒彦)への弟子入りを認められた喜代美(貫地谷しほり)。そこで福井から正典(松重豊)と糸子(和久井映見)が、改めてあいさつに訪れる。「内弟子修業中は食事も住まいもただでよい、月謝もいらない」と草若にいわれ、「いいことばかり」と夢をふくらませる喜代美だったが、翌日の早朝、突然草々(青木崇高)にたたき起こされる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(50) 「ここはどこ?私はだめ?」
喜代美(貫地谷しほり)の内弟子修業は想像と違い、料理・洗濯・掃除に買い物と、糸子(和久井映見)の主婦生活と同じようなものだった…。草々(青木崇高)ら兄弟子たちも喜代美の家事にクレームをつけるばかりで、もともと気がきかない性分の喜代美にとっては、つらい毎日が過ぎていく。そんな中、小草若(茂山宗彦)のかばん持ちとして連れて行かれたテレビ局で、喜代美は清海(佐藤めぐみ)と思わぬ再会を果たす。

連続テレビ小説 ちりとてちん(51) 「ここはどこ?私はだめ?」
清海(佐藤めぐみ)が華やかなスポットライトを浴びている姿を見て焦る喜代美(貫地谷しほり)は、草若(渡瀬恒彦)に「落語のけいこをしてほしい」と訴えるのだが、草若は「さしたってるやないか」と相手にしてくれない。さらに、喜代美は心配して訪ねてきた清海に八つ当たりして、追い返してしまう。落ち込む喜代美の姿を見て、草若は温かいお茶を差し出し、話を始める。

連続テレビ小説 ちりとてちん(52) 「ここはどこ?私はだめ?」
喜代美(貫地谷しほり)の落語のけいこがついに始まった。しかし生来の不器用さから、さっそく草若(渡瀬恒彦)に宿題をだされてしまう。小草若(茂山宗彦)ら弟子一同は、喜代美の最初のネタが何になるか興味津々だ。その夜、部屋で一人けいこする喜代美のもとに草々(青木崇高)がやって来て、先日喜代美をなじったことを謝る。しかし、草々の心が清海(佐藤めぐみ)にあると思うと、喜代美は素直に喜べない…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(53) 「ここはどこ?私はだめ?」
喜代美(貫地谷しほり)が最初に教わる落語のネタは、「ちりとてちん」に決まった。しかしただでさえ不器用な喜代美にとって、ひとりで二役を演じ分け、いくつもの動作を行いながらせりふをしゃべり続けることは、無理難題に等しかった…。家事とけいこに追われて、またも落ち込む喜代美のもとに、突然小浜から小梅(江波杏子)がやってくる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(54) 「ここはどこ?私はだめ?」
「ちりとてちん」のけいこに励む喜代美(貫地谷しほり)。次の落語会の会場が再び居酒屋「寝床」に決まり、喜代美も初高座に上がることになる。糸子(和久井映見)ら小浜の家族も大喜びだ。緊張と不安でいっぱいの喜代美に向かって、磯七(松尾貴史)が「高座名を決めなければならない」という。自分がどんな名前になるのか気になる喜代美。そして命名当日、草若(渡瀬恒彦)がおもむろに喜代美に告げた名前とは…!?

連続テレビ小説 ちりとてちん(55) 「瓢箪(ひょうたん)から困った」
入門から3か月、喜代美(貫地谷しほり)の初高座が決まった。演じる題目は「ちりとてちん」だ。一方、小浜では正典(松重豊)のはしが大阪の大手デパートに卸されることになり、糸子(和久井映見)たちも喜びいっぱいだ。高座の前日、夜中まで必死にけいこに励む喜代美に、草々(青木崇高)は「初高座は大きい声で元気にやるのが仕事」と話す。初高座の朝、喜代美は清海(佐藤めぐみ)から祝いの花が贈られていることに気づく。

連続テレビ小説 ちりとてちん(56) 「瓢箪(ひょうたん)から困った」
喜代美(貫地谷しほり)の初高座当日。奈津子(原沙知絵)ら一同が見守るなか、喜代美は前座として一番手で高座に上がろうとするが、緊張のあまり前に進めない。だがそこに、喜代美の身を心配した糸子(和久井映見)が小浜から駆けつける。自分が気後れしていることを見透かされた喜代美は、糸子への反発から思わず高座に上がることができた。ところがおじぎをしたものの、肝心の言葉がでてこない…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(57) 「瓢箪(ひょうたん)から困った」
喜代美(貫地谷しほり)の初高座は肝心のオチを間違え、さんざんな結果に終わった。打ち上げの席では糸子(和久井映見)や奈津子(原沙知絵)らに慰められるが、喜代美は落ち込んだままだ。その夜、喜代美は部屋でひとり、涙で枕をぬらす。隣室の草々(青木崇高)もその気配に気づくが、声をかけられない…。翌朝、無理に明るくふるまう喜代美を見て、草原(桂吉弥)ら兄弟子たちはあの手この手で励まそうとする。

連続テレビ小説 ちりとてちん(58) 「瓢箪(ひょうたん)から困った」
初高座の失敗の痛手を乗り越え、再びけいこに励む喜代美(貫地谷しほり)。草若(渡瀬恒彦)は「もう一度人前でちりとてちんを演じる自信がついたら、出たらいい」という。一方小浜では、糸子(和久井映見)が喜代美の身を案じて、百日参りに励んでいた。2か月がすぎ、2度目の寝床寄席が開かれる日となった。喜代美は出ないことになったが、そうとは知らない清海(佐藤めぐみ)が見にきてしまう。

連続テレビ小説 ちりとてちん(59) 「瓢箪(ひょうたん)から困った」
一門会で、草々(青木崇高)の落語を見て感動した清海(佐藤めぐみ)。2人の仲が急速に深まっていく様子を見て気になる喜代美(貫地谷しほり)だが、内弟子修業中は恋愛は御法度だ。喜代美はけいこに専念し、次の落語会に出る決心を固める。草々にけいこをつけてもらっていると、「おまえは豆腐の腐ったやつを食べたことがあるか?」と問われる。喜代美はかつて小浜で小次郎(京本政樹)が起こした騒動を思い出す。

連続テレビ小説 ちりとてちん(60) 「瓢箪(ひょうたん)から困った」
人生2度目の高座を迎えた喜代美(貫地谷しほり)。草々(青木崇高)は別の落語会で勉強するため欠席となるが、実は清海(佐藤めぐみ)も一緒だった。そしてその日は、糸子(和久井映見)の百日参りのちょうど百日目でもあった。降りだした雨のなか、居酒屋「寝床」で喜代美の2度目の高座が始まる。そのころ、落語会を見終えた草々と清海の身に、運命的な出来事が起こりつつあった…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(61) 「天災は忘れた恋にやって来る」
2度目の高座で、ようやく客に笑ってもらうことができた喜代美(貫地谷しほり)。同じころ、草々(青木崇高)と清海(佐藤めぐみ)は清海のマンションで、雨にぬれた服を着替えていた。小浜からやってきた友春(友井雄亮)と順子(宮嶋麻衣)は、草々と清海の関係を疑うが、2人は否定する。翌日、順子は久しぶりに喜代美と再会し、「何があっても天災と思って乗り越えて」という言葉を残して去る。

連続テレビ小説 ちりとてちん(62) 「天災は忘れた恋にやって来る」
「草々さんのことが好きになってしまった」という清海(佐藤めぐみ)の言葉に、喜代美(貫地谷しほり)は思わず息をのむ。しかも草々(青木崇高)も清海のことを思っている様子で、喜代美はすっかり落ち込んでしまう…。そのころ小浜では、正典(松重豊)に入った塗りばしの大口注文が、すべて秀臣(川平慈英)の差し金だったことがわかる。ぼう然とする正典に、秀臣は自分の会社との合併を提案する。

連続テレビ小説 ちりとてちん(63) 「天災は忘れた恋にやって来る」
草々(青木崇高)と清海(佐藤めぐみ)がつきあうことになった。「内弟子修業中なので関係ない」と強がる喜代美(貫地谷しほり)だが、内心はボロボロである。奥手の草々の恋愛に、周囲も騒然となる。そんな中、草若(渡瀬恒彦)は喜代美の次のネタとして「天災」を教えることにする。しかし喜代美は、なかなかけいこに集中することができない…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(64) 「天災は忘れた恋にやって来る」
清海(佐藤めぐみ)に東京のテレビ局からニュースキャスターのオファーがきた。草々(青木崇高)のこともあり、大阪に残るか東京へ行くか迷う清海に、喜代美(貫地谷しほり)は強く東京行きを勧める。しかし、あとから自分の情けなさに落ち込んでしまう…。肝心の落語のけいこにもまったく身が入らない喜代美を見て、草原(桂吉弥)は「お前は次の寄席には出るな」と言いだす。

連続テレビ小説 ちりとてちん(65) 「天災は忘れた恋にやって来る」
けいこにまったく集中できない自分の情けなさに、喜代美(貫地谷しほり)は草若(渡瀬恒彦)に「破門にしてほしい」と頼む。清海(佐藤めぐみ)への嫌な感情がいっぱいになってしまう自分に耐えられなくなったのだ。草若は喜代美に向かって、「それも修業のうち」と話す。そして清海と向き合って話すことを勧めた。寝床寄席当日、喜代美は清海のもとを訪ね、初めて自分の本音を語りはじめる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(66) 「天災は忘れた恋にやって来る」
清海(佐藤めぐみ)に初めて本音をぶつけることができた喜代美(貫地谷しほり)。寝床寄席も草原(桂吉弥)のがんばりで、無事に終わる。数日後、清海は草々(青木崇高)に「東京行きを決意した」と話す。追いかけて理由を聞く喜代美に向かって、清海は「草々のことが好きだからこそ、自分のやりたいことから逃げずにいたい」という。そして「自分は喜代美のことがうらやましかった」と語りはじめる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(67) 「一難去ってまた一男」
喜代美(貫地谷しほり)が徒然亭一門に入門して、2年半が過ぎた。一門の開く「寝床寄席」は着実に客を集めるようになり、今や立ち見が出るほどの盛況ぶりだ。草々(青木崇高)をはじめ皆、固定客もついた。だが、小草若(茂山宗彦)だけはレギュラー番組が減り、浮かない顔だ。そんなある日、草若(渡瀬恒彦)のもとに天狗芸能の鞍馬会長(竜雷太)が突然訪ねてくる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(68) 「一難去ってまた一男」
天狗芸能の鞍馬会長(竜雷太)から、暮れの12月25日に天狗座で一門会を開くよう依頼を受けた徒然亭一門。喜びでいっぱいのなか、喜代美(貫地谷しほり)は草若(渡瀬恒彦)から「一門会で落語をうまくできたら、今年いっぱいで内弟子修業は終わり」と告げられる。初ネタの「ちりとてちん」を再び高座にかけるべく、喜代美は前にも増してけいこに励む。しかし小草若(茂山宗彦)は気乗りしない様子で、けいこにも現れない。

連続テレビ小説 ちりとてちん(69) 「一難去ってまた一男」
酒の席で、小草若(茂山宗彦)はライバル落語家の土佐屋尊建(波岡一喜)ともめて、つい手を出してしまう。だがその場に居合わせた草々(青木崇高)は、小草若をかばって「自分が殴った」と言いだす。にわかに信じられない喜代美(貫地谷しほり)。一門会に向けての準備中の不祥事に、草若(渡瀬恒彦)は鞍馬会長(竜雷太)のもとを訪ねて謝るが、「どうやって責任をとるのか?」と言われ、ある苦渋の決断をする。

連続テレビ小説 ちりとてちん(70) 「一難去ってまた一男」
草若(渡瀬恒彦)が草々(青木崇高)に下した処分は、破門だった。止めようとする喜代美(貫地谷しほり)を振り切って、草々は家を出てしまう。姿を隠していた小草若(茂山宗彦)が現れ、「実は自分が殴った」と話すが、すでに草々の行方はわからなくなっていた。なぜ草々が小草若の罪をかぶったのかといぶかしがる喜代美に、草原(桂吉弥)が、かつて草々が草若(渡瀬恒彦)に弟子入りした経緯を語りはじめる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(71) 「一難去ってまた一男」
突然、小草若(茂山宗彦)に抱きしめられた喜代美(貫地谷しほり)。それは小草若の一世一代の告白だったが、喜代美は思わず突き放してしまう。喜代美の気持ちが草々(青木崇高)にあることを改めて知った小草若は、入門以降、つねに草々に遅れをとってきた過去を話しはじめる。そして「自分が殴ったということを草若(渡瀬恒彦)に話す」という。しかし喜代美は「このまま草々が殴ったことにしておいてほしい」と言いだす。

連続テレビ小説 ちりとてちん(72) 「一難去ってまた一男」
一門会に向けてまとまらない兄弟子たちの姿をみた喜代美(貫地谷しほり)は、草若(渡瀬恒彦)の制止を振り切り、草々(青木崇高)を捜しに飛び出してしまう。降りだした雨の中、草々を捜して歩く喜代美は、かつて若き日の草々が草若(渡瀬恒彦)と出会った寄席会場の跡にたどり着く。一方、殴られた尊建(波岡一喜)が突然、草若のもとを訪ねてきて…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(73) 「時は鐘なり」
草々(青木崇高)の破門騒動は無事に収まり、草若(渡瀬恒彦)たち徒然亭一門は天狗座での一門会に向けて、けいこに励んでいた。喜代美(貫地谷しほり)は、草々の思い出の座布団をひそかに繕い直す。一方草々も、喜代美に今までと違った感情を抱き始めていた。そして迎えた一門会当日、糸子(和久井映見)や正典(松重豊)たちも小浜から駆けつけた。皆が見守るなか、喜代美がいよいよ高座に上がる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(74) 「時は鐘なり」
天狗座での一門会で、無事に「ちりとてちん」を演じ終えた喜代美(貫地谷しほり)。後に続く四草(加藤虎ノ介)や小草若(茂山宗彦)、草原(桂吉弥)、草々(青木崇高)そしてトリの草若(渡瀬恒彦)もみごとに高座を終え、一門会は盛況のうちに幕を閉じる。高座を見ていた鞍馬会長(竜雷太)もその出来を認め、一門は正式に上方落語会に復帰することになった。充実感いっぱいの打ち上げの席で、喜代美の年季明けが話題になる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(75) 「時は鐘なり」
喜代美(貫地谷しほり)の内弟子修業は無事年内で終わることになった。しかし同時に「年季が明けたら部屋から出るように」と、草若(渡瀬恒彦)に宣告されてしまう。草々(青木崇高)の隣に住めなくなることに動揺する喜代美。草々に頼んで一緒に住まい探しをするが、乏しい予算ではろくな物件が見つからない。途方に暮れた喜代美はつい、このまま住むことができないか草々に相談するが…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(76) 「時は鐘なり」
草々と離ればなれになりたくない喜代美(貫地谷しほり)だが、「一人前の落語家になるためには部屋を出なければならない」と、草々(青木崇高)にいわれてしまう。一方、小草若(茂山宗彦)は「自分のマンションに一緒に住まないか?」と喜代美を誘う。「ルームシェアしながら落語家として切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」というのだ。困った喜代美は、草々の気持ちを確かめようと、小草若に誘われたことを話すのだが…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(77) 「時は鐘なり」
喜代美(貫地谷しほり)は年季が明けたら、小草若(茂山宗彦)のマンションで一緒に暮らすことになった。大みそか当日、喜代美はゴミ捨て場で、自分が繕い直した草々(青木崇高)の座布団が捨てられているのを見つける。2人の気持ちがすれ違ったまま迎えたその夜。徒然亭一門や磯七(松尾貴史)らが集まった寝床での忘年会の席で、喜代美は突然「落語家になんかならなければよかった」と言いだす。

連続テレビ小説 ちりとてちん(78) 「瀬戸際の花嫁」
大みそかの夜、互いの愛を確かめ合った喜代美(貫地谷しほり)と草々(青木崇高)。草々はその場でプロポーズをし、喜代美は結婚を決意する。翌日、2人は草若(渡瀬恒彦)に婚約を報告。さらに小浜の和田家にもあいさつに行き、晴れて結婚を認めてもらう。あまりにとんとん拍子に進む話に「なにか悪いことが起きるのではないか」と思い始める喜代美。そして迎えた挙式当日。喜代美は朝から草々の姿が見えないことに気づく…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(79) 「瀬戸際の花嫁」
喜代美(貫地谷しほり)と草々(青木崇高)の結婚式は、小浜から駆けつけた和田家の面々や師匠の草若(渡瀬恒彦)、さらに兄弟子たちや「寝床」の常連客らに祝福されつつ、おごそかに始まった。花嫁として白むくの衣装に身を包んだ喜代美は、式の主役として幸せに包まれていた。だが、小浜から幸助(久ヶ沢徹)たちが焼きサバを持って現れ、さらにスペインから小梅(江波杏子)が駆けつけたあたりから、しだいに事情が変わり…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(80) 「出る杭(くい)は浮かれる」
皆の祝福を受けて、無事草々(青木崇高)との結婚式を終えた喜代美(貫地谷しほり)。念願の新婚生活が始まるが、糸子(和久井映見)からの電話で「主婦に一番大事なのは計画性」と言われてしまう。さらに磯七(松尾貴史)たちにも、「収入の不安定な落語家の仕事で家計をやりくりするのは並大抵のことではない」とおどされる。計画性に乏しい喜代美は、家計を守るため、さっそく計画表作りに乗り出すのだが…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(81) 「出る杭(くい)は浮かれる」
新妻気分でなにもかもが楽しい喜代美(貫地谷しほり)。草々(青木崇高)に連れられて勉強のため、柳宝師匠(林家染丸)の高座を袖から見学させてもらう。柳宝師匠の演じた落語「二人ぐせ」はみごとで、すっかり感服した2人は改めて落語への精進を誓う。だが肝心の収入は2人あわせてもわずかな額で、喜代美はつい「やっていけるのだろうか」と口にするようになる。それを聞いた草々は「二人ぐせ」にちなんで、ある提案をする。

連続テレビ小説 ちりとてちん(82) 「出る杭(くい)は浮かれる」
復活した徒然亭一門に、テレビ出演の依頼がきた。家計のやりくりに頭を悩ませる喜代美(貫地谷しほり)にとっては、願ってもないチャンスだ。だが肝心の番組は、草若(渡瀬恒彦)をはじめ一門の皆が勝手に振る舞い、混乱に陥る。しかも焦った喜代美が「自分の出演料はどうなるのか?」とリポーターに迫り、草々(青木崇高)のひんしゅくを買ってしまう。一方、その番組をたまたま見ていた鞍馬会長(竜雷太)は喜代美に目をとめる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(83) 「出る杭(くい)は浮かれる」
若い女性落語家が珍しいこともあり、喜代美(貫地谷しほり)はタレントとして重宝されるようになる。仕事が増えて忙しい喜代美の姿に、草々(青木崇高)は複雑な思いを抱く。そして、テレビ出演で初めてまとまった金を手にした喜代美は、仕送りをしようと糸子(和久井映見)に電話をするが、糸子は喜代美たちのために、その申し出をあえて断る。ところが糸子の思いをよそに、若い夫婦の間にはしだいに溝ができ始めていた…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(84) 「出る杭(くい)は浮かれる」
タレントとしてスポットライトを浴びることに、しだいに快感を覚え始めた喜代美(貫地谷しほり)。草々(青木崇高)はその反動もあって、ますます落語一本にのめり込んでいく。一方小浜では、家族の将来を心配した糸子(和久井映見)が、「秀臣(川平慈英)の会社と合併してもらえないか」と正典(松重豊)に頼んだことで、夫婦間に亀裂が生じていた。そんな中、久々に草々がテレビの落語番組に出演することになる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(85) 「出る杭(くい)は浮かれる」
草々(青木崇高)のテレビ番組出演は、喜代美(貫地谷しほり)が突然ゲスト出演したことで、すっかり影が薄くなってしまった。帰宅後、喜代美をなじる草々に、喜代美はつい口を滑らせて「生活できるだけ稼いでから言ってほしい!」と言ってしまう。それは2人の結婚後初の大げんかとなり、喜代美は家を飛び出してしまう。一方小浜でも同じころ、糸子(和久井映見)が正典(松重豊)とのけんかの末、家出をしていた。

連続テレビ小説 ちりとてちん(86) 「人のふり見て我が塗り直せ」
バラエティーの仕事が続々と来るようになった喜代美(貫地谷しほり)。しかし、新婚生活はすれ違い続きで、ついに草々(青木崇高)が家を出てしまった。実は草々は、小浜の和田家にいた。折しも正典(松重豊)と糸子(和久井映見)夫婦もけんかの最中で、草々は正典とすっかり意気投合する。草々の行方がわかり、喜代美はほっとするが、仕事を理由に追いかけようとしない。そんな喜代美に草若(渡瀬恒彦)が声をかける。

連続テレビ小説 ちりとてちん(87) 「人のふり見て我が塗り直せ」
草々(青木崇高)を追いかけて小浜に来た喜代美(貫地谷しほり)は「一緒に大阪に帰ってほしい」と頭を下げる。だが草々はまだ帰らないという。「喜代美が生まれ育った土地でもっと喜代美のことを理解したい、それで自分の思うような女性でなかったらそのときは別れる」というのだ。なんとか仲直りをしようと、喜代美は草々とピクニックに行くことになるが、その日の朝、突然順子(宮嶋麻衣)が訪ねてきて…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(88) 「人のふり見て我が塗り直せ」
突然訪ねてきた順子(宮嶋麻衣)の思い詰めた様子を見て、喜代美(貫地谷しほり)は草々(青木崇高)との約束をすっぽかして、順子の話を聞くことにする。初めて友人の相談を受ける立場にたち、興味津々の喜代美に向かって、順子は「子どもができた」と告げる。しかも相手は友春(友井雄亮)だという。衝撃の告白に気が動転して、気のきいた言葉のひとつもいえなかった喜代美は、つい草々に相談してしまうのだが…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(89) 「人のふり見て我が塗り直せ」
順子(宮嶋麻衣)の妊娠を聞いた喜代美(貫地谷しほり)は、思わず草々(青木崇高)に相談してしまう。すると順子の妊娠を草々から聞かされた友春(友井雄亮)が魚屋食堂に現れ「順子さんと結婚させてください!」と、いきなり頭を下げる。幸助(久ヶ沢徹)も松江(松永玲子)も大混乱に陥り、順子はしかたなく喜代美のもとに身を寄せる。さらに友春は秀臣(川平慈英)に「塗りばし製作所をつぐことはできない」と告げる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(90) 「人のふり見て我が塗り直せ」
糸子(和久井映見)の号令のもと、和田家に順子(宮嶋麻衣)と友春(友井雄亮)の関係者がすべて顔をそろえた。秀臣(川平慈英)は「2人で塗りばし工場を継いでほしい」と切り出すが、友春は「魚屋食堂を継ぐ」と言ってきかない。皆が意見を述べるなか、順子は「結婚はせず、自分1人で子供を育てる」と宣言する。だがそれを聞いた喜代美(貫地谷しほり)は「なぜうそをつくのか?」と順子に問いかける。

連続テレビ小説 ちりとてちん(91) 「人のふり見て我が塗り直せ」
友春(友井雄亮)が魚屋食堂を継ぐことで、順子(宮嶋麻衣)の妊娠騒動はなんとか丸く収まった。大阪の徒然亭一門のことが気になった喜代美(貫地谷しほり)は、草若(渡瀬恒彦)に電話をするが、逆に「草々(青木崇高)と仲直りしたのか?」と問われ、すっかり夫婦の危機を忘れていたことを思い出す。意を決した喜代美は、改めて草々と話をしようとするのだが…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(92) 「子はタフガイ」
糸子(和久井映見)と正典(松重豊)をなんとか仲直りさせたい喜代美(貫地谷しほり)の前に、突然五木ひろし(五木ひろし)が現れる。事情を聞いた五木は「喜代美と草々(青木崇高)が夫婦の仲の良い姿をみせれば、きっと帰ってくるはず」という。早速喜代美は草々と一緒に糸子の前で一芝居打つが、失敗に終わる…。そこに大阪から草原(桂吉弥)、小草若(茂山宗彦)、四草(加藤虎ノ介)が駆けつける。

連続テレビ小説 ちりとてちん(93) 「子はタフガイ」
糸子(和久井映見)と正典(松重豊)のために、喜代美(貫地谷しほり)は草々(青木崇高)と夫婦落語会を開くことにする。さっそく落語「天災」のけいこをはじめる喜代美の前に、かつての同級生たちが現れる。ところが、ダメだったころの自分を知っている相手というだけで、喜代美は緊張してしまう。落ち込む喜代美に奈津子(原沙知絵)は「自分の過去を乗り越えたときが、本当に変わったとき」と言う。

連続テレビ小説 ちりとてちん(94) 「子はタフガイ」
夫婦落語会に糸子(和久井映見)を誘う勇気が出なくて悩む喜代美(貫地谷しほり)。すると再び五木ひろし(五木ひろし)が店に現れ「私がお母様のために一曲歌いましょう」という。大喜びの喜代美は正平(橋本淳)と一緒に魚屋食堂に向かい、糸子を落語会に招くことに成功する。草々(青木崇高)は純愛物の落語「たちぎれ線香」を高座にかけることに決め、喜代美は三味線でおはやしを担当することになる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(95) 「子はタフガイ」
喜代美(貫地谷しほり)と草々(青木崇高)の夫婦落語会の当日。糸子(和久井映見)は五木ひろし(五木ひろし)を一目見るために、久々に家に帰ってきた。正典(松重豊)も顔を出すが、2人は離れて座り、ぎこちないままだ。素直になれない気持ちを抱えつつ、2人は互いに初めて会ったときのことを思い出していた。そしていよいよ草々(青木崇高)の落語が始まろうというそのとき、思わぬ電話がかかってくる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(96) 「子はタフガイ」
「渋滞に巻き込まれて間に合わないかもしれない。なるべく高座を引き延ばしてほしい…」五木ひろし(五木ひろし)からの衝撃の電話に、凍りつく喜代美(貫地谷しほり)。動揺を抑え、とりあえず草々(青木崇高)の落語「たちぎれ線香」のおはやしを務める。一方、糸子(和久井映見)と正典(松重豊)は、草々の落語を聞きながらまったく別のことを考えていた。それは2人の出会いの物語だった。

連続テレビ小説 ちりとてちん(97) 「子はタフガイ」
草々(青木崇高)の落語は終わったが、いまだ五木ひろし(五木ひろし)は姿を現さない。喜代美(貫地谷しほり)はあせりつつも、五木がくるまで落語を引き延ばそうとする。しかし、時間は刻々と過ぎ、ついに落語はサゲを迎えてしまう。なんとかして時間をかせごうと、喜代美は落語を創作して続けるが、ついにネタがつきてしまう。皆に謝りながら泣きだしてしまう喜代美を見て、突然正典が立ち上がる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(98) 「思えば遠くへすったもんだ」
喜代美(貫地谷しほり)の年季明けから3年が過ぎた。草々(青木崇高)と無事に籍を入れ、落語でも徒然亭若狭という高座名で活動中だ。そんな喜代美の最近の悩みは、お客さんの笑いがだんだん減っているような気がしてならないこと。奈津子(原沙知絵)に相談するが、「もう新人ではないのだからしかたがない」と言われてしまう。一方、草若(渡瀬恒彦)は小浜での落語会を終え、和田家に立ち寄っていた。

連続テレビ小説 ちりとてちん(99) 「思えば遠くへすったもんだ」
小浜で糸子(和久井映見)を前に、草若(渡瀬恒彦)は草々(青木崇高)との若き日の思い出を語りはじめる。一方喜代美(貫地谷しほり)は、自分の落語が最近受けないのはなぜか草々に問うが、「今まで男が演じてきた落語を女が演じているからでは?」と言われてしまい、大きな衝撃を受ける。しかも悩む喜代美を尻目に、草々は「落語の悩みは自分で解決しろ」と突き放すようなことを言うのだが…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(100) 「思えば遠くへすったもんだ」
「落語が受けない」という悩みを抱えた喜代美(貫地谷しほり)は、草々(青木崇高)に次いで四草(加藤虎ノ介)のもとへ相談にいく。だが、天狗座の出番を控えた四草は「お前が下手だからだろう」とつれなく答える。一方、小浜の草若(渡瀬恒彦)は、糸子(和久井映見)に四草と九官鳥の平兵衛との出会いのエピソードを語りはじめる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(101) 「思えば遠くへすったもんだ」
草々(青木崇高)と四草(加藤虎ノ介)に次いで、喜代美(貫地谷しほり)は兄弟子の草原(桂吉弥)に落語の悩みを相談に行く。「“まくら”の間は受けているのに、本題に入ったとたんお客さんが離れていく気がする…」そんな喜代美の悩みに、草原の妻・緑(押元奈緒子)が強く反応する。じつは緑は大学時代、落語研究会に所属するアマチュア落語家だったのだ。いつしか話題は、草原と緑のなれ初めへと変わっていく。

連続テレビ小説 ちりとてちん(102) 「思えば遠くへすったもんだ」
草々(青木崇高)、四草(加藤虎ノ介)、草原(桂吉弥)ら兄弟子に落語の悩みを相談した喜代美(貫地谷しほり)。依然として解決策は見えないままだ。たまたま母の仏壇に線香をあげにきていた小草若(茂山宗彦)にも相談してみるが、小草若にいいアイデアが浮かぶわけでもない。一方、小浜の草若(渡瀬恒彦)は息子の行く末を心配していた。草若は小草若が「底抜けに~」というネタを思いついた日の話を語りはじめる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(103) 「思えば遠くへすったもんだ」
兄弟子全員に芸の悩みを相談した喜代美(貫地谷しほり)だが、結局解決しないままに一日が終わろうとしていた。ようやく小浜から帰ってきた草若(渡瀬恒彦)に、自分の悩みと兄弟子たちそれぞれのアドバイスを話すが、草若は笑って聞くだけで、なんのヒントも与えようとしない。そのころ小浜では、突然スペインから小梅(江波杏子)が帰ってきた。喜ぶ家族のなかで、糸子(和久井映見)があるお願いをする。

連続テレビ小説 ちりとてちん(104) 「地獄の沙汰(さた)もネタ次第」
自分の落語に自信がもてない喜代美(貫地谷しほり)は草若(渡瀬恒彦)に相談するが、なぜか「創作落語をやってみたらどうか」と言われてしまう。草若の真意をはかりかねる喜代美。草々(青木崇高)に創作落語についてたずねてみるが、徒然亭一門では誰もやったことがないという。一方、草若の容態が気になる糸子(和久井映見)は医者にかかるよう説得するが、草若は「やりたいことがあるから入院するわけにはいかない」と言う。

連続テレビ小説 ちりとてちん(105) 「地獄の沙汰(さた)もネタ次第」
草若(渡瀬恒彦)がけいこしていた落語「地獄八景(じごくばっけい)」のおもしろさに、喜代美(貫地谷しほり)は「いつか自分にもけいこをつけてほしい」と頼むが、草若は「お前には教えられない」とにべもない。しかも草若は「そろそろほかに住むところを探してほしい」と言いだす。師匠の不可解な言動に、喜代美はついに見放されたのでは、と思いこむ。そんなある日、草若は急に「弟子全員を集めてほしい」と喜代美たちに頼む。

連続テレビ小説 ちりとてちん(106) 「地獄の沙汰(さた)もネタ次第」
喜代美(貫地谷しほり)ら徒然亭一門全員を前にして、草若(渡瀬恒彦)は「大阪に落語の常打ち小屋を作りたい」と話す。師匠のあまりに唐突な発言に、四草(加藤虎ノ介)をはじめ弟子たちはなんとか草若をいさめようとする。しかし草若の意志は固く、翌日、天狗芸能の鞍馬会長(竜雷太)を訪ね、常打ち小屋作りへの協力を頼む。すると鞍馬は、条件として喜代美と草若の師弟落語会を開くよう指示する。

連続テレビ小説 ちりとてちん(107) 「地獄の沙汰(さた)もネタ次第」
師弟落語会で創作落語をかけるよう命じる草若(渡瀬恒彦)に、ついに喜代美(貫地谷しほり)はこらえきれず、その真意を問いただす。「おまえが落語家として、この世界で生き残っていくためのすべを伝えたいのだ」と、初めて本音を話す草若だが、そのまま突然うずくまってしまう。糸子(和久井映見)の機転で病院に運び込まれるが、草若の病気はすでに取り返しのつかない状態にあった…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(108) 「地獄の沙汰(さた)もネタ次第」
「お前の創作落語でおれを笑わせてくれ」病身の草若(渡瀬恒彦)の頼みに、喜代美(貫地谷しほり)はついに創作落語に取り組む決心をする。だがいざ準備にとりかかると、いったいどうしたらよいのか見当もつかない。奈津子(原沙知絵)に相談してみるが「おもしろいと思うものを書いたらいいのでは?」と言われてしまう。そんな中、師弟落語会に出演しようとして、草若が病院を抜け出してしまう。

連続テレビ小説 ちりとてちん(109) 「地獄の沙汰(さた)もネタ次第」
病室の草若(渡瀬恒彦)の前で喜代美(貫地谷しほり)は、自分の家族の失敗談を話す。そのあまりの面白さに思わず笑みがこぼれる草若。「お前は落語の世界から抜け出してきたような子や」という師匠のひと言に糸口を見つけた喜代美は、自分の家族をモチーフにした創作落語を生み出す。数日後、草若が1日だけ外泊を許され家に帰ってきた。けいこ場で弟子全員が見守る中、草若は全身全霊で「地獄八景」を演じきる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(110) 「立つ鳥あとを笑わす」
草若(渡瀬恒彦)の命があとわずかであることを知らされた喜代美(貫地谷しほり)たち。草若は病をおして「地獄八景(じごくばっけい)」を演じ、「次の天狗座公演でこのネタを、草々(青木崇高)、草原(桂吉弥)、小草若(茂山宗彦)、四草(加藤虎ノ介)の4人で分けて演じほしい」と頼み、喜代美には「その前座で創作落語をしてほしい」と頼む。草若の思いを受け止めた喜代美は、創作落語のネタ作りを始める。

連続テレビ小説 ちりとてちん(111) 「立つ鳥あとを笑わす」
正太郎(米倉斉加年)との思い出を話す喜代美(貫地谷しほり)に、草々(青木崇高)は「過去の思い出を創作落語にしたらどうか?」と提案する。一方、病室の草若は糸子(和久井映見)と喜代美の話をしていた。そこに小次郎(京本政樹)が現れ、糸子と見舞いを代わる。「あなたは本当におもしろい人だ」という草若の言葉に、小次郎は自分が父や兄にいかに劣等感を感じていたかを語り始める。

連続テレビ小説 ちりとてちん(112) 「立つ鳥あとを笑わす」
喜代美(貫地谷しほり)と草々(青木崇高)の話は続き、思い出は高校時代の清海(佐藤めぐみ)との話になっていく。かつて輝いていた清海は、今は小浜で母・静(生稲晃子)の看病をしつつ、くすぶった生活を送っていた。さらに喜代美の話は、大阪での草若(渡瀬恒彦)たち徒然亭一門との出会いと、自分が落語を志した日の思い出へと変わっていく。

連続テレビ小説 ちりとてちん(113) 「立つ鳥あとを笑わす」
草若(渡瀬恒彦)の病室に、奈津子(原沙知絵)が訪ねてきた。「ずっと喜代美(貫地谷しほり)を追い続けてよかった」と話す奈津子に、草若は「徒然亭若狭がどんな落語家になっていくかを最後まで見守って、書き残してください」と頼む。そこに、喜代美たちが現れる。「自分にも、もっと師匠の落語を教えてほしい」と訴える喜代美に向かって、草若はほほえんで語りはじめる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(114) 「立つ鳥あとを笑わす」
天狗座での「草若弟子の会」の前日。草若(渡瀬恒彦)は外出許可をもらい、自宅で喜代美(貫地谷しほり)ら、顔をそろえた弟子全員と食事をとる。食事の途中、草若は弟子一人一人の名前を呼び、「ありがとう」と伝える。その翌日、喜代美たちはそれぞれの思いで師匠にあいさつをし、天狗座へ向かう。糸子(和久井映見)とともに見送る草若だが、突然容態が悪化する。

連続テレビ小説 ちりとてちん(115) 「立つ鳥あとを笑わす」
「草若(渡瀬恒彦)危篤」の知らせに動揺する喜代美(貫地谷しほり)たちだが、高座の喜代美は笑顔で創作落語を演じきる。あとを引き継いだ四草(加藤虎ノ介)、小草若(茂山宗彦)、草々(青木崇高)、草原(桂吉弥)も、それぞれが師匠の言葉を思い出しつつ「地獄八景(じごくばっけい)」を演じる。一方病室では、糸子(和久井映見)や小次郎(京本政樹)らが見守るなか、意識不明のはずの草若に不思議な変化が起こっていた。

連続テレビ小説 ちりとてちん(116) 「嘘つきは辛抱の始まり」
喜代美(貫地谷しほり)たち5人の弟子が落語会をやり遂げると同時に、草若(渡瀬恒彦)は息を引き取った。暖かい春の日に、草若の葬儀が行われる。草若とともに「四天王」とよばれた柳宝(林家染丸)、尊徳(芝本正)らが顔をそろえ、最後の一人・漢五郎(芦屋小雁)が病身を押して葬儀に駆けつけ、皆の涙を誘う。しかし小次郎(京本政樹)が「草若の形見の宝くじが当たっているか確かめたい」と言いだし、事態は思わぬ方向へ…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(117) 「嘘つきは辛抱の始まり」
葬儀を終えた喜代美(貫地谷しほり)と草々(青木崇高)のもとに、弟子入り志願者が現れる。「自分はまだ未熟だから弟子はとれない」と草々は拒否するが、「おやじの落語を伝えていくなら弟子を取ってくれ」と小草若(茂山宗彦)に頼まれる。数日後、徒然亭一門全員で弟子入り志願者に会うことになった。喜代美も草々も落ち着かぬ気持ちで待つが、そこに見るからにまじめそうな青年(辻本祐樹)が現れる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(118) 「嘘つきは辛抱の始まり」
弟子入り志願の青年・勇助(辻本祐樹)の落語への愛の深さに、喜代美(貫地谷しほり)たちはすっかり心をつかまれてしまう。ただ一人認めようとしなかった草々(青木崇高)も、勇助が両親を亡くしているという話を聞いて、涙ながらに弟子入りを許す。数日後、勇助が内弟子部屋に引っ越してきた。おかみさんとして張り切る喜代美だが、何事もそつなくこなす勇助に拍子抜けしてしまう。

連続テレビ小説 ちりとてちん(119) 「嘘つきは辛抱の始まり」
喜代美(貫地谷しほり)の前に現れたのは、以前とはうって変わった姿の清海(佐藤めぐみ)だった。「おめでとう。草々さんと結婚したんだってね」という清海の言葉に、喜代美は思わず謝ってしまう。しかし久々の再会に話は弾み、喜代美は「初めて普通の友達のように話ができた」と思いこむ。その夕方、帰宅した草々(青木崇高)に清海との再会を話す喜代美だが、内弟子の勇助(辻本祐樹)の姿が見えないことに気づく。

連続テレビ小説 ちりとてちん(120) 「嘘つきは辛抱の始まり」
勇助(辻本祐樹)が理由をつけては修業を抜け出すようになり、喜代美(貫地谷しほり)は勇助を信じるべきか悩んでしまう…。一方、喜代美の留守中に、清海(佐藤めぐみ)が草々(青木崇高)のもとを訪ねてくる。かつて恋人同士だった時のことを話し始める清海。草々がそれをすでに遠い過去の出来事だと感じているのを察した清海は、「草々の落語を見せてほしい」と言いだす。

連続テレビ小説 ちりとてちん(121) 「嘘つきは辛抱の始まり」
清海(佐藤めぐみ)を囲んでの久々の徒然亭一門の夕食の席で、あろうことか、亡くなったはずの勇助(辻本祐樹)の母親から電話がかかってくる。実は勇助は筋金入りのうそつきで、うそをつきたいがために理由をこしらえ、修業をさぼっていたのだった。草々(青木崇高)は烈火のごとく怒り、勇助に破門を宣告するが、喜代美(貫地谷しほり)は「待ってほしい」と言う。

連続テレビ小説 ちりとてちん(122) 「聞かぬは一生の箸」
「ビーコのせいで、私の人生はめちゃくちゃだ」。大阪に現れた清海(佐藤めぐみ)の突然の告白に驚く喜代美(貫地谷しほり)。東京に出たものの挫折続きで小浜に戻った清海は、本当は自分が草々(青木崇高)のそばにいるはずだった、との思いを消せずにいた。喜代美は衝撃を受けるが、何もしてやることができない。折しも落語会の仕事で、喜代美は久々に小浜に里帰りすることになる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(123) 「聞かぬは一生の箸」
喜代美(貫地谷しほり)は、落語会の仕事で久々に小浜に戻った。和田家では正平(橋本淳)が、塗りばしを作るようになっていた。素人とは思えぬその出来栄えに、正典(松重豊)もうれしくてたまらない。だが、たまたま店に現れた秀臣(川平慈英)が正平のはしを見て、「あの時と同じ」と謎の言葉を残して去る。翌日、清海(佐藤めぐみ)のことが気になる喜代美は、入院している静(生稲晃子)の病室を訪ねる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(124) 「聞かぬは一生の箸」
清海(佐藤めぐみ)が幼いころから自分のことを親友のように思っていたと知り、喜代美(貫地谷しほり)はショックを受ける。だが順子(宮嶋麻衣)に相談しても「何もしないほうがいい」と忠告されるばかり。一方大阪では、草々(青木崇高)の愛用のスーツをクリーニングに出すように頼まれた勇助(辻本祐樹)が、四草(加藤虎ノ介)の入れ知恵でとんでもないことをしてしまう。

連続テレビ小説 ちりとてちん(125) 「聞かぬは一生の箸」
清海(佐藤めぐみ)のお見合いの当日。喜代美(貫地谷しほり)はいてもたってもいられなくなり、清海のもとへと向かう。「見合いは自分で決めたこと」と納得しようとする清海に、喜代美は「うそをつかないで」と訴えるが、結局清海は心を開かない。だが2人の会話を陰で聞いてしまった秀臣(川平慈英)は、その日の夕方に「お見合いは先方の都合で中止になった」と清海に話す。

連続テレビ小説 ちりとてちん(126) 「聞かぬは一生の箸」
「製作所をたたもうと思っているんだ」という秀臣(川平慈英)の発言を聞いた小次郎(京本政樹)は、和田家に戻り喜代美(貫地谷しほり)たちにその言葉を伝える。製作所がそこまで追いつめられていたことに、正典(松重豊)をはじめ一同は驚きを隠せない。その夜遅く、清海(佐藤めぐみ)が取り乱して和田家の戸をたたく。秀臣の行方がわからなくなったのだ。それを聞いた小梅(江波杏子)は、突然、工房へ向かう。

連続テレビ小説 ちりとてちん(127) 「聞かぬは一生の箸」
塗りばし工房で秀臣(川平慈英)は、若き日のことを話し始める。自分が正典(松重豊)にとてもかなわないと思ったこと、代わりに製作所を大きくすることで若狭塗りばしを守ろうと決意したこと。正典に何度も合併をよびかけたのも、塗りばしを守ろうとしてのことだった。しかし、すべての告白が終わった後も、小梅(江波杏子)は秀臣を許そうとしない。そんな中、喜代美(貫地谷しほり)だけが、その理由に気づく。

連続テレビ小説 ちりとてちん(128) 「終わりよければ滑ってよし」
清海(佐藤めぐみ)と和解できぬまま、喜代美(貫地谷しほり)は大阪に戻る。すると磯七(松尾貴史)が「勇助(辻本祐樹)に初高座を踏んでもらいたい」と、散髪組合の落語会の話を持ちかけてきた。あいにく草々(青木崇高)は都合が合わなかったのだが、小草若(茂山宗彦)が代わりに出ることで話が進む。一方、小浜では、正平(橋本淳)が「塗りばしは継げない」と言いだし、正典(松重豊)と険悪になっていた。

連続テレビ小説 ちりとてちん(129) 「終わりよければ滑ってよし」
初高座に向けて、勇助(辻本祐樹)のけいこが始まった。喜代美(貫地谷しほり)もおかみさんとして張り切るが、肝心の勇助はなぜか急に落語が下手になってしまう。しかも日々の修業も失敗続きで、けいこもろくにできない様子。気になる喜代美は皆に相談するのだが、小草若(茂山宗彦)は「勇助が落研出身というのはうそだったのでは?」と言いだす。

連続テレビ小説 ちりとてちん(130) 「終わりよければ滑ってよし」
喜代美(貫地谷しほり)を訪ねて、小浜から突然正平(橋本淳)がやってきた。2人は久々にゆっくりと話をする。過去を振り返ると反省ばかりの喜代美だが、正平は「お姉ちゃんは、ちゃんとやりたいことを見つけて、人生のど真ん中を歩いてる。そういうが本当の親孝行だと思う」と話す。その言い方が気になる喜代美だが、そこに糸子(和久井映見)から電話がかかってくる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(131) 「終わりよければ滑ってよし」
「誰にも相談できずに、恐竜への夢をあきらめてしまった」という正平(橋本淳)の話を聞き、喜代美(貫地谷しほり)は「姉として何もしてやれなかった」と落ち込む。一方、小草若(茂山宗彦)は落語会で「はてなの茶碗」をかけるべくけいこに励むが、四草(加藤虎ノ介)にあっさり算段を見抜かれてしまう。そして勇助(辻本祐樹)の初高座に向けて準備が進む中、突然勇助が「今度の落語会には出られない」と言いだす。

連続テレビ小説 ちりとてちん(132) 「終わりよければ滑ってよし」
「落語会に出られない」と言いだした勇助(辻本祐樹)に、喜代美(貫地谷しほり)は理由を問いただす。勇助は「実は落研出身というのはうそだった」と告白する。レパートリーがたくさんあるのもうそで、「高座に上がって大勢の人の前でしゃべるなんて無理だ」というのだ。だが喜代美は、自分が初高座で大失敗した経験を話し「一緒にがんばろう」と励ます。そんな中、突然磯七(松尾貴史)が大阪を離れることになって…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(133) 「終わりよければ滑ってよし」
勇助(辻本祐樹)がうそをついた本当の理由を知り、喜代美(貫地谷しほり)は思わず勇助を平手打ちする。上方落語を愛し、徒然亭を支えてくれた磯七(松尾貴史)に対してあまりに失礼な言いぐさに怒ってのことだったが、すぐに手を出したことを後悔する。一方の勇助は、草々(青木崇高)にも諭され、あらためて「自分を落語会に出してほしい」と懇願する。

連続テレビ小説 ちりとてちん(134) 「蛇の道はヘビー」
勇助(辻本祐樹)の初高座は無事に終わったが、トリを務めるはずだった小草若(茂山宗彦)は病気を理由に現れなかった。一方、小浜では正平(橋本淳)が正典(松重豊)と和解し、正平は改めて恐竜研究の道を目指す決意をする。やがて、徒然亭の一門会を居酒屋「寝床」で開く話が持ち上がる。かつての「一門復活落語会」を思い起こし、今度こそ小草若にトリをつとめてもらおうと、喜代美(貫地谷しほり)たちは張り切るのだが…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(135) 「蛇の道はヘビー」
大事な一門落語会をすっぽかした小草若(茂山宗彦)は、ついにそのまま姿を消してしまった。小草若の行方がわからぬまま月日は流れ、小草若抜きで草若の三回忌を執り行う喜代美(貫地谷しほり)たち。そこに突然「天狗芸能」の鞍馬会長(竜雷太)が現れる。鞍馬は草若の念願だった落語の常打ち小屋作りの話を持ち出し、「一門の一人が草若の名前を継いで襲名披露を行うことを条件に、検討してもいい」と言うのだが…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(136) 「蛇の道はヘビー」
落語の常打ち小屋設立のために誰が草若の名を継ぐか? 喜代美(貫地谷しほり)たち徒然亭一門は意見がまとまらず、バラバラになってしまう。また、喜代美は奈津子(原沙知絵)から「小草若(茂山宗彦)が失そうしたのは喜代美のせいでは?」と言われ、落ち込んでしまう。一方、小浜では、清海(佐藤めぐみ)が中心となって、巨大塗りばしのイベントが進行中。小次郎(京本政樹)も参加しようとするのだが、相手にしてもらえず…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(137) 「蛇の道はヘビー」
草若の名を草々(青木崇高)に継がせることで一門の危機を乗り越えようと考えた草原(桂吉弥)に、四草(加藤虎ノ介)はかたくななまでに反対する。喜代美(貫地谷しほり)も小草若(茂山宗彦)のことを考えると、素直に賛成できない…。そのころ、小浜に行方をくらませていた小草若が突然現れた。連絡を受けた喜代美は大あわてで駆けつけるが、小草若は「自分はもう落語家ではない」と言い放つ。

連続テレビ小説 ちりとてちん(138) 「蛇の道はヘビー」
小浜で小草若(茂山宗彦)と再会した喜代美(貫地谷しほり)は「大阪に戻ってほしい」と頼むが、小草若は「草々が草若を襲名したらいい」と言うばかり。そのころ大阪では、小草若を連れ戻しに行こうする草々(青木崇高)を、四草(加藤虎ノ介)が体を張って止めていた。そこには、出来の悪い小草若に対する四草なりの深い愛情があった。一方、小次郎(京本政樹)は、巨大塗りばしのイベントに向けて、思わぬことをたくらんでいた。

連続テレビ小説 ちりとてちん(139) 「蛇の道はヘビー」
清海(佐藤めぐみ)の塗りばしのイベントにゲスト出演することになった喜代美(貫地谷しほり)。そこで喜代美は「小草若(茂山宗彦)に落語への思いを取り戻してもらおう」と、ある創作落語を考える。イベント当日、会場に現れた小草若に聞かせるように、喜代美は「ふるさと」をモチーフにした落語を演じるが、途中で事情を勘違いした小次郎(京本政樹)が割り込んできて高座をめちゃくちゃにしてしまう。するとそのとき…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(140) 「大草若の小さな家」
落語に自信を失い姿を消していた小草若(茂山宗彦)が、喜代美(貫地谷しほり)たちの前でふたたび高座に上がった。無事に高座を終えた小草若を囲んで喜ぶ一同だが、小次郎(京本政樹)だけは一人、むくれたままだ。実は小次郎は「せっかくゲストによんだ五木ひろし(五木ひろし)の出番をめちゃくちゃにされた」と思い込んでいたのだ。だがそこに、五木ひろし本人が現れる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(141) 「大草若の小さな家」
小草若(茂山宗彦)が戻り、改めて一門で鞍馬会長(竜雷太)のもとを訪ねた喜代美(貫地谷しほり)たちだが、鞍馬から「常打ち小屋を建てたかったら、草若の家と土地を売ったらどうだ?」と言われてしまう。一方、小次郎(京本政樹)が宝くじで当てたお金を無断で使ってしまったことが、奈津子(原沙知絵)に知れてしまう。たまらず家出してしまった小次郎のことを気にかける喜代美だが…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(142) 「大草若の小さな家」
小次郎(京本政樹)と奈津子(原沙知絵)の仲は、無事にもとのさやに収まった。居酒屋「寝床」に集まった喜代美(貫地谷しほり)たちのもとに、大阪を離れた磯七(松尾貴史)の手紙が届く。東京の寄席小屋の様子を見て、大阪に落語の常打ち小屋の必要を感じたという磯七の訴えは、皆の心に響く。一方、小浜では、清海(佐藤めぐみ)が正典(松重豊)のもとを訪ね、弟子入りを志願する。

連続テレビ小説 ちりとてちん(143) 「大草若の小さな家」
落語の常打ち小屋作りの必要性を頭では理解しつつも、心ではいまひとつ実感できなかった喜代美(貫地谷しほり)。しかし弟子の勇助(辻本祐樹)が一生懸命けいこする姿を見て、改めて「落語を未来に伝えていきたい」と思うようになる。そんなとき、小浜の糸子(和久井映見)から「正典(松重豊)が塗りばしで賞を受賞した」という知らせが届き、喜代美は久々に小浜に里帰りする。

連続テレビ小説 ちりとてちん(144) 「大草若の小さな家」
小浜で清海(佐藤めぐみ)からヒントをもらった喜代美(貫地谷しほり)は、「大阪に常打ち小屋を作りたい」と草々(青木崇高)たち一門の皆に訴える。「自分がかつて落語に救われたように、たくさんの人を笑わせて元気づけたい、そのためには常打ち小屋が必要だ」と。意を決した徒然亭一門は、改めて鞍馬会長(竜雷太)のもとを訪ねるが、鞍馬には「やれるものならやってみたらいい」と突き放されてしまう。

連続テレビ小説 ちりとてちん(145) 「大草若の小さな家」
「落語の常打ち小屋作りを自分たちで成し遂げよう!」と、立ち上がった喜代美(貫地谷しほり)たち。熊五郎(木村祐一)や小次郎(京本政樹)らも寄付をしてくれるが、目標の金額には遠く及ばない。そこで皆の思いを感じた小草若(茂山宗彦)が、土地と家を売る決意をする。それは草若の思いを小草若が理解した瞬間でもあった。そして喜代美は、草若家とのお別れに「青空落語会」を提案する。

連続テレビ小説 ちりとてちん(146) 「笑う一門には福来る」
草若家で開いた「青空落語会」は、たくさんの落語家が集まり大盛況となった。そして、鞍馬会長(竜雷太)の「常打ち小屋ができたじゃないか」という言葉に、喜代美(貫地谷しほり)たち徒然亭一門は、この家を改装して常打ち小屋を作ることを思いつく。それから3年後、皆の力で常打ち小屋はついに完成しようとしていた。ところが、小屋の名前を何にするかで、一門の意見がなかなかまとまらない。

連続テレビ小説 ちりとてちん(147) 「笑う一門には福来る」
「日がな一日落語が行われる場所という思いを込め、小屋の名前を“ひぐらし亭”にしてはどうか」という喜代美(貫地谷しほり)の言葉に、徒然亭一門は皆、深く賛同する。草々(青木崇高)が柳眉(桂よね吉)や尊建(波岡一喜)らほかの一門にも話をつけ、準備は着々と進む。そんな中、熊五郎(木村祐一)が“ひぐらし亭”のための弁当を試作するが、それを食べた喜代美に異変が起こる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(148) 「笑う一門には福来る」
「喜代美(貫地谷しほり)がついに妊娠した!」思わぬ知らせに喜ぶ草々(青木崇高)たち。小浜の家族にも吉報が伝わり、糸子(和久井映見)は早速大阪に駆けつけ、あれこれと喜代美の面倒を見ようとする。初日の高座で思い出の落語「愛宕山(あたごやま)」をかけるべく、喜代美はけいこに励むが、つわりがひどくなかなか集中できない…。そんな喜代美の姿を見て、糸子は草々にある頼みごとをする。

連続テレビ小説 ちりとてちん(149) 「笑う一門には福来る」
「ひぐらし亭」オープンの日に予定されていた喜代美(貫地谷しほり)の口上と高座は、体調不良から取りやめになってしまった。「また肝心なときに晴れの舞台に上がれない…」と、喜代美はじくじたる思いだ。そして迎えた「ひぐらし亭」オープン当日、東京から磯七(松尾貴史)が駆けつけた。喜代美は草原の息子・颯太(中村大輝)を手伝い、徒然亭一門の口上に照明をあてることになるのだが…。

連続テレビ小説 ちりとてちん(150) 「笑う一門には福来る」
「ひぐらし亭」オープン初日。徒然亭一門の口上に照明をあてるうちに、喜代美(貫地谷しほり)は言いようのない思いにとらわれていた。やがて体調の落ち着いた喜代美が、改めて高座に上がる日がやってくる。くしくもその日は正太郎の命日だった。糸子(和久井映見)や草々(青木崇高)をはじめ、大勢の家族と仲間が見守るなか、喜代美は思い出の落語「愛宕山(あたごやま)」を演じはじめる。

連続テレビ小説 ちりとてちん(151)<終> 「笑う一門には福来る」
「私の最後の高座におつきあいいただきまして、ありがとうございました」思いもよらない喜代美(貫地谷しほり)のあいさつに、一同は騒然とする。しかし、喜代美の決心は固かった。「自分がスポットライトを浴びるのではなく、お母ちゃんのように皆の世話をし、まわりを明るくする人生を送りたい」それが喜代美のたどりついた答えだったのだ。それから数か月後、いよいよ喜代美に出産の日が訪れる。
主要キャスト

貫地谷しほり
Wada Kiyomi B

佐藤めぐみ
Wada Kiyomi A

松重豊
Wada Masanori

原沙知絵
Ogata Natsuko

和久井映見
Wada Itoko

青木崇高
Tsurezuretei Soso

渡瀬恒彦
Tsurezuretei Sojaku




